「基礎編」のアーカイブ | 位置決め制御設計の極意

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位置決め制御とは、読んで字のごとく位置を決める制御です。

ここで云う位置決め制御は、
決められた位置に一定の速度で移動して確実に止まり、
繰り返し同じ位置に止まるかどうかです。
また、簡単に位置を変更できる利点があげられます。

位置を決めるとは、どんな事でしょう。

ＦＡ業界で電気設計をはじめた頃から、位置を決めるために、
エアーシリンダーを用いることが多く、手軽に使っていたような気がします。

エアーシリンダーの繰り返し精度も向上しており、
ガイド付シリンダーでは、+/-0.02mmの精度で位置決めできるものもあります。

ステッピングモーター（Stepping Motor）は、パルスモーター（Pulse Motor）とも呼ばれています。

ステッピングとパルスを良く間違えてしまいますが、
同じ事を云っていますね。

油圧制御で配管に流れる液体は油です。

この油をモーターやエンジンで油圧ポンプを動かしてエネルギーに変換します。
このエネルギーで油の流量や圧力そして流れる方向を制御するのが油圧制御と言います。

インダクションモータ（誘導電動機）などの汎用モータで機械の機構的なこともありますが、
制御的に見てワークを規定の位置に止める方法として以下のタイマー，センサー，エンコーダによる３つの方法が考えられます。