動作の確認のために測定器具の準備を
測定工具ですぐに思いだすのが
スケールです。
スケールは、小さいころからよく使っています。
小さいころはプラスチックの材質ですが、
金属製です。
金属なので温度が高いと膨張して、温度が低いと収縮します。
気温によってスケールの目盛りが変わってきます。
細かいようですが、スケールで測定する時に使用されているので温度管理が必要です。
初めて位置決め制御でプログラミングした時に、
位置決めをして本当に指定どうりに動いたかどうかを確認するのに
スケールで測定しました。
直線制御であれば、10.000mm指定して、10.000mm動いたかどうか確認が必要です。
回転制御であれば、10.000°指定して10.000°本当に動いたかどうかです。
スケールの目盛りでピッタ!と止まっていたときは、感無量でしたね。
普通、スケールの測定精度は、0.5mmぐらいです。
さらに精度を極めるとスケールでは対応できません。
次に精度が良い測定器はというと、ノギスです。
0.05mmから0.02mmなります。
さわに精度が良い測定器は、マイクロメータになります。
0.01mmまで測定が可能で、
デジタルマイクロメータは0.001mmすなわち1μmの分解能があります。
測定器具は、しっかりと校正していれば目盛りから読み取った値に信頼できます。
ノギスでの測定は、外寸や内寸良いのですが
マイクロメータで測定するには、工夫が必要ですので
前もって準備して置くと良いです。
ノギスなど測定するには、
測定器具は、校正をしておき
環境対策として温度を一定しておくことです。
レーザーのような測定器具がある場合も、
測定するための工夫が必要です。
機械の方に申し出て準備していただけるようにしておくといいですね。
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