軸の数

図面やお打ち合わせでメカの構成がわかると
回転しているところや直線で動作するところがわかります。

回転制御はいくつで、直線制御はいくつになっているだろうと
確認していきます。

そこで、位置決めユニットをいくつ使ったら良いか
なるべく効率良く選択したいですね。

独立制御と補間制御

直線制御の中では、各軸が、独立制御なのか補間制御で制御するのかで
使用する位置決めユニットが違ってきます。

位置決めユニットが4軸まで大丈夫な機種で、
2軸が直線補間で後の2軸も直線補間と言うわけにはどうもいかないようです。

8軸や16軸仕様の場合ですと直線補間がいくつも使えて大丈夫です。

回転制御と直線制御

ここで仮に、回転制御が1軸で、直線制御が4軸の
合計で5軸を制御をすることとします。

4軸の直線制御の内訳は、搬入と搬出を行い2軸のXYテーブルです。
それぞれ、独立で動かすか補間制御で動かすかは、
お打ち合わせの初期の段階では、まだ決まっていません。

位置決め制御の設計を進めるにあたり、
補間制御でも動かすことを想定して選定しようと思います。

なので、ここまでで仕様をまとめますと

回転制御が1軸
直線制御が4軸で

搬入側の独立または補間で制御できるようにして置くと
X軸とY軸のテーブルの2軸で
搬出側も同様に
X軸とY軸の2軸のテーブル

とします。

位置決めユニットの数は?

位置決めユニットの4軸構成のタイプで
補間制御は、2軸までと考えると

案1
位置決めユニットの構成としては、
位置決めユニットの2軸構成を2台と
位置決めユニットの1軸構成を1台で
合計3台の位置決めユニットが必要になります。

案2
位置決めユニットの3軸構成を1台と
位置決めユニットの2軸構成を1台
の2台の位置決めユニットが必要になります。

案3
最近では、8軸/16軸ユニットがでてきたので
位置決めユニットの8軸構成で1台でも制御できます。

3パターンを上げましたが、他に
スピードなどの性能やコスト面や納期での対応になるかと存じます。

あとは、気をつけておきたいが予備の軸が必要かどうかですね。

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カテゴリー:仕様固め


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