回りやすさの慣性モーメント

慣性モーメントとは、物が回転するのに回りやすさを表す指標です。
慣性モーメントが大きいと物が回るのがむづかしく、慣性モーメントが小さいと回りやすくなります。

スポーツから

フィギュアのスケート選手が、体を回転させるのは見ていても綺麗ですね。

手を広げると回転が遅くなり、両腕を胸元に縮めたり、手を上に上げて回ると回転が
速くなったのをご覧いただいたことがありますでしょうか。

速くなったり遅くなったり

これを、慣性モーメントからご説明させていただくと、
手を広げると回転が遅くなるのは、慣性モーメントが大きいからで、
両腕を胸元に縮めたり、手を上に上げて回ると回転が速くなるのは、
慣性モーメントが小さいからです。

慣性モーメントが大きいとなかなか回りにくいのですが、
一度回りだすと回り続ける性質があります。

慣性モーメントが小さいと簡単に回りますが、
止まりやすい性質があります。

フィギュアのスケート選手が、
両腕を胸元に縮めたり、手を上に上げて速く回って止まるのは
このあたりからご説明できるのではないでしょうか。

大きい時と小さい時

このことから
慣性モーメントが大きいと起動時にパワーが必要ですが、
一度回ってしまえばそれほどトルクは小さくてよく回り続けることになります。

慣性モーメントが小さいと止まりやすいので常時パワーが必要です。

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カテゴリー:モータ選定


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