ステッピングモーターに最適なオープンループ制御
ステッピングモーターの制御方法が、オープンループ制御ということをお伝えしたかと存じます。
ステッピングモーターでもクローズドループ制御が実現して、急激な負荷変動や急加速でも運転ができ信頼性が向上しています。
オープンループ制御
オープンループ制御とクローズループ制御の大きな違いは、モーターが回転したかどうかみる検出器があるかないかです。
オープンループ制御は、モーターの検出器が無くコントローラで指令パルスを出力してドライバーで回転に見合う電力を供給してステッピングモーターが回転します。
簡単!低コスト
ステッピングモーターの構造から、パルスを与えるのでコントローラ自体クローズドループ制御より簡単になります。
従って、コストでも低く抑えられるので良いです。
μ単位での高精度な位置決めも可能です。
過負荷にご用心
ステッピングモーターが回転中に限界以上のトルクが発生すると、指令パルスに応じて回転することができなくなります。
従って、ステッピングモーターを選定するときに注意が必要です。
具体的には、スルートルク特性と云って一定の周期のパルスで回転しているときに、負荷を与えても回り続けられるかを示す特性曲線があるのでそれ以下で使用すれば大丈夫です。
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カテゴリー:制御方法
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