座標の方向

回転制御であれば回転の方向を
直線制御であれば、座標の方向
決める必要があります。

座標をどのようにするかは、事前に決めておけば、
直ぐにパラメータの設定ができますね。

方向に関することは、
何気に暮らしの中で生活している事柄で決めることとなります。
機械と人が融合する人間工学ですね。

右利きの人と左利きの人がいた場合に、どちらかと云うと多数決の原理から右利きの人に合わせることとなります。

これが一般的と云われることでしょう。
また、これまで受けていた教育の中で、一般化している場合もあります。

車のハンドルは、
右に回転すると右に回って、
左に回転すると左に回転する。

あたり前のことですが、
右にすると左に回って
左にすると右に回る乗り物があります。

小型船舶の船外機やヨットの舵(ティラー)などが
それにあたります。

モーターの場合に回転方向を表すCWとCCWがあります。

モーターの軸側から見て右回り、すなわちアナログ時計の針と同じ方向に回転する場合をCW(Clock Wise)と云い、
CCW(Counter Clock Wise)は、モーターの軸側から見て左回り、アナログ時計の針と反対方向に回転する場合と定義されています。

前置きが長くなりましたが、
回転制御の回転方向をであれば、モータの軸側から見て右回りが+で左回りが-方向とするのが一般的なのでしょう。

ボールネジを使った直線制御で1軸であれば、どちらを+,-にしますか
正面向かって右側を+で左側を-なのが一般的ですね。

ただ、進行方向を+にする場合もありましたし、
モータが付いている側を+する場合もあります。

X軸とY軸とZ軸になります。
数学の幾何学と同じ方向にしておいた方が慣れているので
分かり易いですね。

X軸は、正面向かって右が+方向で、左が-方向になり
Y軸は、正面向かって奥が+方向で、手前が-方向になります。
そしてZ軸がある場合は、上が+方向で、下が-方向になります。

お客様によっては、Z軸の進行方向で決めて下が+方向で上が-方向に決めたこともありました。

細かいようですが、
お客様とお打ち合わせでご確認しておくと良いですね。

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カテゴリー:仕様固め


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